CentOS: yumで遅いmirror(ミラー)サーバに割当てられた時
 2007.07.08

CentOSの4.4(位?)から,デフォルトで設定されるyumリポジトリサーバは,mirrorlist.centos.orgサーバが返すmirrorサーバリストから動的に選択されるようになりました. /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo ファイルにはmirrorlistというパラメタがあってそこにはURLが記述されています.例えば以下のURLにアクセスします. http://mirrorlist.centos.org/?release=4&arch=i386&repo=os するとこんなリストが返ってきます.
http://rsync.atworks.co.jp/centos/4.5/os/i386/
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/centos/4.5/os/i386/
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/4.5/os/i386/
http://ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/centos/4.5/os/i386/
http://mirror.averse.net/centos/4.5/os/i386/
ftp://ftp.oss.eznetsols.org/linux/centos/4.5/os/i386/
http://centos.ustc.edu.cn/centos/4.5/os/i386/
http://centos.candishosting.com.cn/4.5/os/i386/
http://mirror.be10.com/centos/4.5/os/i386/
http://ftp.hostrino.com/pub/centos/4.5/os/i386/
このリストからyumコマンドがダウンロード先のサーバを選択する様です. 選択されたサーバによっては非常にダウンロードが遅い場合等があります.この場合,ダウンロード中(「=」による進行状況を示すバーを表示中)に Ctrl-C(コントロールキーを押しながらCキー)を押すと,現在のサーバからのダウンロードを停止して,別のサーバからダウンロードを行うようになります. ダウンロードを中断して別のサーバからのダウンロードを行った場合は,例えyum install を実行していてもパッケージのダウンロードまでで,インストールは実行されません.もう一度 yum install コマンドを実行してください.
カテゴリー:サーバ管理